仁とあれから何も喋ってない


これでよかったのかな？


亀への気持ちがだんだん薄れていった


でも、復活しちゃうかも・・・。













Chilly Love










放課後、亀に呼び出されて体育館裏まで行った。


体育館裏ってなんかリンチってイメージあるけど笑


彼女のことで相談に乗ってほしいって言われて…


普通フッた女に聞くか？んなこと怒　みたいな感じなんだけど


ま、好きな人だから　OKしちゃった；；


軽い女なのかな…？






話は一時間くらいで、内容はよく分かんなかった。


難しい話で、子どもの私じゃどうやって答えたらよいのだか…；


叶わぬ恋の相手だから。


どんなに頑張ったって叶わないときもあるから


あきらめた…はずなんだけど


話すとやっぱりあきらめきれなくて


また好きになっちゃう


仁から告られたことなんてスッカリ忘れちゃって







もっとこの時間で居たいって思ったの






一緒に帰ろう。ってことになって、二人で校門向かってたら


たまたまそこに仁がいて…


ほんっとタイミング悪…；







「あれ。仁、誰待ち？」


「亀…。お前、 と付き合ってんの？」


「いや、付き合ってないけど。」


「じゃあなんで一緒に帰ってんの？」


「付き合ってなくても一緒に帰んね？仁だって と
付き合ってないのに一緒に帰ってんじゃん。」


「お前には彼女いんじゃん。」


「別れた。」




…!?え？？…





「は？…」


「あの問題起こした後、別れた。」




は…はいぃ？




同様してた私の頭を、亀の手が覆い


そのまま抱き寄せられ、無理矢理私の口に亀の唇をおしつけられた








「バ…」




え…？仁の目の前で…


また堪忍袋の緒が切れちゃうよ…


仁はそれを見ないようにして走っていった。


仲直りしようって少し思ってたのに


またダメになっちゃった…


どうしていつもこうなんだろ…？










「ちょっと亀？！」


「ごめん…今のは悪かったって思ってる。つい…
俺がお前のことフったのも分かってる。覚えてる…
でも…」


「でも？」


「少しずつ気になってって、俺 のことすきって思い始めたから。」









なんか…もうよく分かんない…


何がどうなってるわけ？


いつ亀と は別れたの？


本当に別れたの？


ただ、私を使って遊ぼうとしてるだけ？





「ごめんね。バイバイ。」


「ちょ… !?」



頭が混乱して、亀と一緒にいるのもつらくなって


早く仁がいる家に帰りたかった。









ガチャッッ




家には誰もいない様子。


静まり返ってる


でも、仁の脱ぎ捨てたままの靴だけは


ちゃんとあった。






ちょっと冷や汗をかきながら階段を上る。


もし怒鳴られたらどうしよう


もう一生仁と話せなくなったらどうしよう…




心も頭もどんどん乱れていった


二階について仁のドアの前に立った。


ゆっくり　ゆっくり


ドアを開けてみた




「…仁!?」



ベランダから下を見てる仁の姿が目に入って


思わず声をあげてしまった




「仁!!!!」




バッグは放り捨て、そのまま仁の元に向かって抱きついた






「…何だよ。」


「仁…ベランダから…と…飛び降りようとした？」


「バカじゃねぇの？なんで俺がそんなことしなきゃいけねんだよ。」






それを聞いて安心したのか、体中の力が一揆に抜け


崩れ落ちてしまった



「 ？…」


「…」


「大丈夫？」


「うん。。ねぇ仁」


「ん？」


「ご…ごめ








…んっっ・・・・・・・」





最後まで”ごめんね”が言えないまま


仁にキスされて


でも抵抗できなくて


いつの間にか自分からも仁にキスし返してて…






「仁…私、仁のこと…友達としてじゃなくって
ちゃんと、男としてすきだよ…」


「俺も…。」


「仁、亀と間接チューだ笑」


「うっせ。おめぇーが亀とすんのがわりぃんだよ怒」


「嫉妬した？笑」


「かなり…////」


「かっわいぃぃー笑」


「うっせんだよバーカ」









こんな風にずっとずっとみんなで笑っていられる

って

私はずっと思ってた

でも現実はそんなに甘くはないんだよね










□つづく□








◆あとがき◆
うーん。

う０ん。


やっぱり


悲しいね（ぇ

次かきたーぃ!!!

時間ぁるヵらかこっかな♪♪






2005/06/24/Fri.



　

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